スカビオサ
今週の瓶花はスカビオサです。
和名はマツムシソウ(松虫草)。
松虫の鳴く季節に咲くからという説。
花弁が散った後の果実の形が僧侶の持つ松虫鉦(まつむしがね)に似ているからだという説の二つがあり、今もどちらが本当かははっきりしていないようです。
松虫??
鳴き声が気になりYouTubeで検索。
「ピッピリリッ!!」っという鈍い音でした。
虫の鳴き声を美しく感じるのは日本人特有の感覚だと聞いたことがあります。
人間の右脳は音楽脳とも呼ばれ、音楽や機械音、雑音を処理する役割。
左脳は言語脳と呼ばれ、人間の話す声の理解など、論理的知的な処理を受け持つ役割だそうです。
日本人は虫の音を言語脳で受けとめ。「虫の声」として聞いているそうです。
音を言語として受け入れる日本人。なんだかほっこりしますね。
大和魂が根付いた私たちだけの感覚。
この感覚、、、大事にしたい!!
ってな感じで冬なのに夏のような話題でしたが、皆さんも冬眠中の虫達の「声」を楽しみに、もうひといき寒い冬を乗り越えましょう。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
ichi