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191104

今週のお花はバーゼリア。

まーるいぽんぽんとした小さい花が咲くのが特徴。枝葉はスギに似ているので、お花と枝葉のギャップが何ともおもしろいなと一目で気に入りました。名前のバーゼリアは学名をBerzelia lanuginoseと言い、スウェーデンの化学者イェンス・ヤコブ・ベルセリウスに因んで付けられた名前なのだとか。

ベルセリウスとは、近代科学の礎を築いた人物の1人だそうです。彼の科学における最も大きな功績は、正確な原子量の決定だと言われています。当時、各研究者が使っていた原子量の値はそれぞれに異なっており、それが原因で混乱が生じていました。ベルセリウスの発表した原子量の値は、現在の値とほぼ一致するほど正確なもので、これによって化学が急速に発展したと言われています。

もう1つの大きな功績は、元素記号の提案です。今でも使われているラテン語またはギリシャ語の名称のアルファベット頭文字で表す方法を1813年頃に提唱し、現在までにいくつかの改定や修正は行われましたが、概ね継承されています。

それ以外にも、セリウム(Ce)・セレン(Se)・ケイ素(Si)・トリウム(Th)の4つの新しい元素の発見に関わり、またハロゲン・異性体・同素体などといった今も使われる多くの化学用語を提案したのもベルセリウスなのだそうです。

ふぅ。

今日はえらくお堅い内容になってしまいましたが、なぜベルセリウスから名前を取ったかは分からないそうです。知ってるよ!と言う方はぜひ教えてください!

朝晩がとても冷える時期になってきましたね。
風邪などには十分お気をつけください。

ichi