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大阪南堀江のブライダルリング店-ichi大阪店

 

お客様エピソード

お客様とのご注文にまつわるエピソードをお伝えして参ります。

2019年 4月 U様 ichi大阪店 ご結婚指輪

初めてお会いしたのは夏。太陽が燦燦と降り注ぐ季節、小麦色に焼けた奥様の健康的なお肌と明るい笑顔が印象的でした。その隣でやや控えめな印象のご主人様。とても対称的なお二人だったように記憶しています。

洗練されていてシンプルな、かつ普段使いができるリング。そのキーワードをベースに手に取っていただいた鎚目リング。実際にご試着いただくと、とてもよく似合っておられました。しかしながら悩みの種がふたつ。

仕上げはピカッと光る鏡面?

それとも艶をなくしたマット?

それからリング幅は3mm?4mm?

一度ゆっくり考えようと持ち帰られることに。それから約3か月-季節も秋に変わり、再びお二人にお会いすることができました。デザインは鎚目。ここは揺るぎなく、ご変更されたのは悩まれていたリング幅と仕上げ。それぞれの手に合うリング幅で、仕上げは鏡面。さらに素材には奥様はブラウンゴールド、ご主人様はホワイトゴールドをベースに一部ピンクゴールドを挟みました。

なんだかお二人のお人柄にぴったりで、早く仕上がったものを身に着けていただきたく、誰よりも完成が待ち遠しくなったのはここだけの話です。

そして、お渡しの日。この時にはすでに外は寒く、季節は冬になっていました。仕上がりをご覧いただくと、とても喜んでくださり、たくさんの写真を撮っておられました。

そして奥様より一言。「せっかくなので一緒に写ってもらっても良いですか?」

気恥ずかしくもありながらそのお気持ちが嬉しく、僭越ながら同じ写真に写らせていただきました。

その後、まっすぐな眼差しでリングと向き合われた奥様の瞳にはきらりと光るものが。そんな奥様を見ているとこちらまでぐっとくるものがあり、なんて貴重で素敵な人生の瞬間に立ちあわせていただいたのだろうと感慨深くなりました。夏から冬になるまでの約半年以上の月日をお供させていただきました。お見送りの際、寄り添って歩いていかれるお二人の背中を眺めながら、ありきたりな言葉ではありますが、”どうかこの先も末永くお幸せに”、と願わずにはいられませんでした。

これまでにもたくさんの方々との出会いがありましたが、お二人との出会いは間違いなく私にとってこの先の原動力となるであろうと確信しました。胸が熱くなるほどの忘れられない出会いでした。

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