お客様エピソード
お客様とのご注文にまつわるエピソードをお伝えして参ります。
2018年 10月 M様 ichi大阪店 結婚指輪
ichiにお越しいただいたきっかけが「たまたま訪れた家具屋の店員さんが身につけていたリングが気になって聞いてみたらichiのリングだった」という珍しいエピソードをお持ちのお二人。
お洒落に敏感な奥様は常日頃からいろんなところにアンテナを張っておられます。「人と同じは嫌」「個性のあるリングが良い」それが奥様のご要望でした。
波・結・鼈甲・捻り・石地・彩波・・・たくさんのリングが候補に挙がり頭を抱えられる奥様。そんな奥様の隣でうとうととお疲れ気味のご主人様。この日のうちにたくさんのお店を回られたそうで本日三件目がichiだったのです。
普段なかなか訪れないジュエリーショップに一日中いるのもやはり気が張ります。疲れるのも無理ありませんよねと共感しつつも、そんなご主人様とは反対にどんどん夢中になっていく奥様との相反する反応がなんだか面白くてついつい笑ってしまいました。
その時にお二人にしかわかり合えない空気感を感じ、なんて素敵なコンビネーションなのだろうと羨ましささえ感じました。
いろんな経緯を経て、奥様が一番これだ！と思われた結に決定。また、ご主人様は金埋めを入れるカスタムにてご注文いただきました。
ようやく決まりホッとされたご様子の奥様。その間、少しずつ垣間見えるご主人様のなんともいえないワールドにのめり込まれ、楽しい時間を共有させていただきました。
ご試着を経ていざお受け取り。生憎直接お渡しできる機会がなく、お話できなかったことが残念でなりませんがご試着時とは全く違った指輪の姿に大変お喜びいただいたと伺いました。
お受け取り時にカードケースをご注文いただいており、またお二人にお会いできるチャンスがあるのだと思うと今から嬉しくて楽しみで仕方ありません。まるで小さい子供に戻ったかのようにわくわくするのです。
もう少し気持ちを落ち着かせて平静を装いつつも、心躍るその日を期待しながら待っていようと思います。