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ichiの革細工-サドルレザー詳細

 

サドルレザー

サドルレザーの特徴

「革が経年変化する」と聞いて想像するのは何色ですか?

多くの人は染色されていない生成色から飴色に変わる様を想像するのではないでしょうか。 たくさんの色から選べるichiの革種の中でもその特徴が顕著に見られるのがサドルレザーです。

鞍ichiの革小物は天然の植物から抽出されるタンニンで手間と時間がかかる製法でなめした良質の本ヌメ革で造られています。
その中で馬の鞍などの馬具に使われていた革がこの革であり「サドル(馬の鞍)レザー(革)」と呼ばれていました。

 

 

 

 

 

革に備わっている油分が毎日使う事によって独特の艶を出し、使い込むことによって生まれる経年変化の楽しみはまさに本革の醍醐味といえるでしょう。傷を隠すような顔料などの厚化粧はしておらず、牛が生きていたころのシワや傷、血筋などが見てとれるのが特徴です。

グレージングサドルレザーの革を造り上げる最後の行程として、素仕上げの状態に職人がガラスや瑪瑙(めのう)を使って革の表面を丁寧に磨き上げるグレージングを施すことによって綺麗な艶が出ている事が特徴的です。何もしない状態から比べると一目瞭然!表面は滑らかに、ものの見栄えも変わってきます。

 

 

 

 

 

 

吸収性が高いことから水跡などがつき易くデリケートな面もありますが、タンニンの発色により色は飴色へ変化する様を最も感じられる革らしい革といえばサドルレザーなのではないでしょうか。

是非一度はタンニンで鞣されただけのサドルレザーをご自信の分身として育ててみてはいかがでしょうか。染み・汚れとの戦いに打ち勝ち、見事飴色のツヤを勝ち得たならば、その時はもうサドルレザーの持つ革の魅力に取り付かれている事でしょう。

サドルレザー

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