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掲載誌

Lightning 2017年1月号

発行日:2016年11月30日

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ichiの経年変化の醍醐味を体感せよ。

数ある皮小物ブランドの中でも、独特の世界観を持ち異彩を放っているichi。作業工程の全てをハンドメイドで行うため、同じアイテムでも仕上がりが微妙に異なる。全てが一点モノであり、購入した全員が一点物を持つ喜びを感じられるブランドなのだ。さて今回は、刺し子織のボンサックにグリーングレのしぼオイル側を組み合わせた新作の紹介に伴い、改めて経年変化の面白さに注目してみたい。最もわかりやすいのは、上で紹介しているウォレットだ。もうお気付きの方も多いかと思うが、実はこの2つのウォレットは同じ革を使っている。グリーングレーが経年変化で焦げ茶色に大変身。色はもとより、ツヤ感がでて全く別物になったかのようだ。左ページの新作インディゴの刺し子織ボンサックも底などにウォレットと同じ革を使っている。その後ろのボンサックはボディの素材は異なるが、底に使われている革は同じ。日を追うごとに少しずつ変わる革の質感。その醍醐味を顕著に味わえるのがichiが作る革小物なのだ。

AGING Leather Products

古来から日本に伝わるもの作りの技術を現代に受け継ぐichi。和の要素を随所に取り入れ生まれるアイテムは、唯一無二としか言いようがない。ichiで生まれ、手にした者が育てる喜びを再考してみたい。

この経年変化がスゴイ!
革の醍醐味は、使い込むほどに自分の手に馴染み、経年変化を楽しめることだ。多くの革は新品と使い込んだ時の色の傾向までは変わらない。しかし、この革は色味がまったく異なっている。新品のグリーングレーもいいが、使い込んだ時の焦げ茶色の深みもいい。徐々に変わる革の色味とツヤ感ととくと楽しんで欲しい。

刺し子織ボンサック革底 3万6720円
剣道の防具に使われている刺し子織をボディに使ったボンサック。「あしたのジョー」の矢吹丈を彷彿させる男心を鷲掴みにするデザインだ。強度が高く長く使え、底などにあしらわれた革はもちろんのこと、インディゴの刺し子の経年変化にも期待大。左/柿渋ボンサック革底3万3480円