鶏頭(けいとう)
台風による被害に遭われた方へ謹んでお見舞い申し上げますとともに、
一日も早い復旧をこころよりお祈り申し上げます。
また、一気に気温が下がってまいりましたので、どうぞお身体にお気をつけください。
さて、今週の瓶花はこの時期におなじみの鶏頭です。
ベルベットのような見た目が、暖かさを感じさせてくれますね。
東南アジアやアフリカではこの鶏頭の花を食べる習慣があり、
日本でも江戸時代あたりまでは食されていたそうです。
ふつうの花に比べたら食べ応えがあってよさそうですが、
モサモサしないのかな…と気になるところです。
ほかには乾燥させて煎じて飲む薬にしたり、
種子から油を抽出するなど、かなり身近な植物だったようです。
また、秋の季語としても使われ、正岡子規の俳句にも度々出てきます。
生前詠んだ『鶏頭の十四五本もありぬべし』という句の解釈については、
大論争が巻き起こったそうです。ざっくりと意味を取れば、
「鶏頭の花が14、5本咲いている」ということなのですが、
果たして意味はその文字通りなのか?と議論が飛び交ったとのこと。
詳しくはぜひ調べてみてください!
なるほどな、そう言われてみると納得。
そういう視点からきたか!などなど面白かったです。
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それでは皆様、またいつものように元気にお待ちしております。
ichi