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お客様とのご注文にまつわるエピソードをお伝えして参ります。

2017年 10月 A様 ichi大阪店 結婚指輪

お店から程近い距離にお住まいで、ichiは初めてのお二人。初めてお会いしたとき、旦那様はピシッとしたスーツ姿でややお疲れぎみのご様子。お伺いすると、つい先ほど奥様のご実家にご挨拶に行ったばかりで・・・と照れくさそうに微笑まれておりました。少しほろ酔いぎみの旦那様をやさしく見守る奥様の表情がやわらかく、あたたかい雰囲気のご夫婦だなというのが最初に受けた印象でした。

お話をさせていただくなかで翌日がご入籍日だと知り、こんな特別な日を控えるなかichiを選んできてくださったことが嬉しく、グッとくるものがありました。シンプルなものでというご希望から、最初に候補に挙がったのは彩波でしたが、その後再度足をお運びいただいた際には、唐草リングが気になると旦那様。あれもいいなこれもいいなと悩まれるなか、ふと手に取られた鎚目リングが良いかもと仰る旦那様に「私は初めからそれが良かった!」との奥様の一言に思わず笑いが起こる場面も。

三度目のご来店時、台風が接近する悪天候のなかichiを目指してタクシーでお越しいただき、「決めに来ました。」と覚悟の表情。旦那様のお好みや意見をとても大事にされ、常に寄り添う姿勢を崩さない奥ゆかしい奥様。ゆったりとした優しい風が吹き抜けるようなあたたかさを持ち合わせたお二人。そんなお二人と一緒に指輪選びをさせていただけていることにこの上ない喜びを感じました。

今からご試着とお渡しの瞬間が待ち遠しくて仕方ありません。ご結婚指輪が手に渡るその瞬間まで、お二人の笑顔を守り続けられるよう、しっかりと努めて参ります。


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