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お客様とのご注文にまつわるエピソードをお伝えして参ります。
2016年7月 N様 ichi大阪店 結婚指輪
ichiでカードケースをお造りになったのがきっかけでお二人でご結婚を意識された時からichiでリングを作ると決めていらしたそう。デザインはシンプルに。とは言え、自分達だけのリングをとのご希望。キラキラした意匠よりも石地のような無骨なものが良いとしっかりと好みをお話されるおふたり。リング形状にお悩みになる場面もありましたが奥様のご要望をお伺いしご提案する中でV字形状に石地でご決定に。
ご試着日。
奥様のお仕事終了後にお二人でご来店。 仕上げ前のリングをご覧になり、いいね〜とお二人。 石地が入ったらどんな風だろうと嬉しそうに完成を楽しみにお帰りになりました。
お受け取り日
石地が施されたリングをご覧になり感動されている奥様。 やっぱりよかった、本当に素敵と何度も何度もお言葉を交わされるお二人。 想像以上ですと最高のお言葉を頂き、お二人のリングへの思いをお伺いする事となりました。 実は挙式で『リングリレー』を計画しているとのお話。バージンロードまでをリングを通した一本の糸で新郎新婦とゲストが繋がるあたたかい演出。ichiのリングはそれをする価値があるのだと嬉しそうなご主人様。とにかく、素敵なリングをみんなに見て欲しいんですと奥様。
ただのリングではない。 そう、何度も何度も言葉にされるご主人様が印象的でした。
自分達だけの為に手造りされる贅沢、職人の気持ち。 全てをかみしめていらっしゃるご様子でした。 ご主人様の想いを受け、一生モノをお渡しする責任。想い改めて背筋が伸びる思いでした。これからも、一生ものをご案内するのに相応しい私たちでいなくてはと気が引き締まりました。
"いつかichiで造りたい"と夢を抱いて頂けるような、そんなichiであり続けたいと心から感じさせて頂けたひと時でした。
