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ichiの革細工-柿渋革詳細

 

柿渋革

柿渋革とは

はじめてこの革を見た人はこれが何の素材なのか、不思議に思われる方も多いと思います。「木目のように見えました」と良く言われますが、これは柿渋革と言い、タンニン鞣しのサドルレザーに柿渋を塗布したichiオリジナルの革なのです。

柿渋を塗布する…と言っても一度塗っただけではこのしっかりとした刷毛目の表情は出ません。塗っては天日干し、塗っては天日干し、、、この工程をなんと7回も繰り返しています。
Ichiの職人が一心に刷毛目をひき、時間をかけて完成する柿渋革。
この“革を造り上げる時間”こそが柿渋革の魅力であると思っています。

革の育ち方は人それぞれですが、おおむね使い込む程に刷毛目が赤茶っぽく濃くなっていき、渋い雰囲気が増すことでしょう。
お使い頂く方によって、育ち方が違ってくるところも楽しんでご愛用頂ければ幸いです。

柿渋について

柿渋とは青柿を圧搾し、3年程発酵させることによって出来る100%天然の素材。日本で昔から親しまれ、その歴史は平安時代に遡ります。木や和紙に塗料として塗ったり、衣服を染めたり、なんと薬として用いられたこともあるほど。その用途の広さから人々の生活になくてはならない存在だったことが伺え、化学的な素材が大半を占める現代において、化学的な素材にはない深みのある表情が今、改めて注目される素材です。

柿渋ウォレット

 

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